Firmware 2.4
1. 約49.6日毎に約28時間ログが取れなくなる。
GPSエンジンが約28時間スリープしているように思える。
USB接続したときにCOMポートは認識されるがNMEAセンテンスが出力されない。
ロガーのスイッチ操作は反応する。
リセット操作やファクトリリセットを行っても復旧しない。
約28時間後に自動復旧する。
次回の発生予測
2025/1/11 1:00(JST)頃から約28時間(個体によって異なるかも知れない)。
2. UTCからローカルタイムに変換するルーチンが閏年に対応してない。
例)2024/02/28 16:00:00 + 9h → 2024/03/01 01:00:00(正しくは 2024/02/29 01:00:00)。
3. たまにログの時刻が1回だけ不正になることがある。
INDEX,TAG,DATE,TIME,..
...
803,T,240125,074903,..
804,T,240125,074904,..
805,T,240125,142405,.. <--- Time error
806,T,240125,074906,..
807,T,240125,074907,..
INDEX,TAG,DATE,TIME,..
...
6444,T,240908,164646,..
6445,T,240908,164647,..
6446,T,240908,101431,.. <--- Time error
6447,T,240908,164649,..
6448,T,240908,164650,..
4. USB経由のNMEA出力のGNGGAセンテンスの時刻が1秒遅れている(5Hz出力時は約0.2秒遅れ)。
5. CSV、GPXログの時刻が1秒単位なので5Hzログの場合は同一時刻が5回出力される。
CSV、GPXログが1秒間隔でも1時間当たり20回程度同一時刻が出力される。
6. USBメモリの取外し操作が不完全(取出し操作を行ってもエクスプローラからアクセス可能、再度の取り外し操作が可能)。
Firmware 2.2
1.USB接続してからMicroSDが認識されるまで30秒以上かかることがある(通常は4秒以内)。
2.USBメモリーの取り出し操作後もMicroSDが認識されたままになる(取り外してもエラーは生じない)。
3.CSVログのヘッダーは INDEX,TAG,DATE,TIME,LATITUDE N/S,LONGITUDE E/W,HEIGHT,SPEED,HEADING
測位状態は記録されない。
4.CSVログの日付と時刻は区切り記号なしの数字のみで年は下2桁のみ(書式は yymmdd,hhmmss)。
5.CSV、GPXログの時刻は1秒単位なので5Hzログの場合は同一時刻が5回出力される。
1秒間隔のログでも1時間当たり20回程度同一時刻が出力される。
6.NMEA出力とNMEAログのセンテンスはGGAとRMCのみ、測位状態は測位不可と単独測位の2種類のみ。
7.USB経由でのNMEA出力のGGAセンテンスの時刻がRMCよりも1秒遅れている(5Hz出力時は0.2秒遅れ)。
NMEA Monitor for windows の「ツール」→「PCとの時刻差」で確認
8.スタティック・ナビゲーション(Clamping function)が有効になっている。
速度が約1km/h以下だと緯度経度をロックし、速度が上昇したとき一気にMax約8.5m間隔で補完出力する。
よってログ位置に対する時刻が不正になる。
低速移動中に方向転換しても始点と終点を直線補完するようだ。
このため特定位置の座標を求めたい場合や浮島の低速ドリフト記録などの用途には適さない。
NMEAコマンドを受け付けないのでスタティックナビゲーションをOFFにできない。
P-10 Pro(1Hz log) と ZED-F9P(CLAS) の低速移動時のデータ比較
マップ上の軌跡
経過時間と移動距離
9.たまに電源とPOIボタンの同時押しなどが機能しない場合がある(リセットホールを押して解決)。
10.電源ボタンが少し押しにくい。
11.バッテリーは交換できない。
12.保持位置による軌跡の違い(頭上と胸ポケット)。
改善を望む点
CSVログに追加希望: 0.1秒単位の時刻、GPSステイタス、バッテリー残量。
USBメモリーの取外し処理を完全に、接続時の認識時間を安定化する。
参考
Columbus P-7 Pro レポート
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