蒲江高校活動状況

記念同窓会配布資料より転載

ごあいさつ

 本校は、大野高等学校、佐伯鶴城高等学校宇目分校、高田高等学校田原分校と共に平成11年8月30日に「生徒募集停止」が発表され、平成14年3月31日をもって閉校という事態に至りました。
 4,400人の同窓生の皆様におかれましては甚だ残念であり、断腸の思いをされておられることと拝察申し上げます。跡地は、町内の統合中学校「蒲江翔南中学校」となり、校舎等はこのまま受け継がれます。
 学校は現在3年生のみ35名(普通科14名・情報事務科21名、男子14名・女子21名)です。一番寂しい思いをしているのはこの35名の生徒であろうと思っています。生徒から「先輩、といってくれる後輩が欲しかったなあ」「卒業して、学校に来ても先生たちはおらん」という声を聞きます。学校は教職員が一丸となって、「授業を大切に」、「生徒にむなしい・寂しい思いをさせない」ことに心掛け、学校行事は慣例にとらわれることなく、一つでも楽しい思い出になるよう工夫して行っています。その一例ですが、「塩干狩り遠足」(屋形島に渡りました)「町内縦断ウオークラリ」(尾浦から波当津までの34Kmを8時間の制限時間)等を行いました。そして、昨年は野球部が全国で初めて、部員の助っ人を得て大会に出場しました。今年は、同窓会が「モンゴルに学校建設」ということで各マスコミが取り上げてくれました。閉校という事態ではありますが、生徒も同窓会も「おっとどっこい!元気にやっています」と町内を初め、県下に元気さをアピールしています。まだ半年ありますので、まだまだ元気な姿を見せつけようと心掛けています。
 さて、本校最後の卒業式を平成14年3月3日(日曜日)の午前に行い、閉校式を午後実施する予定にしています。多くの方のご出席をお待ちしています。
 なお、本校の書類等は佐伯豊南高等学校が引き継いで下さるようになりました。卒業証明書等は平成14年度以降、佐伯豊南高等学校(TEL 0972−22−1900)にご連絡下さいますようお願い申し上げます。
 最後に、関東地区同窓生の方々の、今後益々のご健勝とご発展を祈念致します。
平成13年10月23日

大分県立蒲江高等学校
校 長  榎 本 典 昭

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