u-center2 の GPSコマンドをモニタする

1. NMEA Monitor for Windows (NMEA.exe)を起動する

2. オプション設定フォームを開く
オプション設定フォーム
「入力ポート」グループの「ポート」と「速度」を適切に設定する(不明な場合は「探索」ボタンをクリック)。
「出力ポート」グループの「TCP」をチェック、「UBX」のチェックを外し、「Cmd」をチェックして「OK」をクリックする。
   注)「ポート」5555 は空いているポートに変更可能。

3. GPSコマンド/レポート フォームを開く
コンボボックスを「UBX-Binaryのみ」に設定する。
コマンドモニタの「Hex」と「Cmd」をチェックする。

4. u-center2 を起動する
左上部のアイコンDataSourceをクリックし「Data souces」の「+」をクリックする。
「Add data sorce」ダイアログが表示されるので「TCP connection」をクリック。
「Network address」に tcp://localhost:5555 と入力し「Add connection」をクリックする (ポート番号はNMEA.EXEの設定と一致させること)。
TCP connection
   注)u-center2 と NMEA.exe が別のPCでLAN接続されている場合は相手側PCのIPアドレスを設定します。
   例)tcp://192.168.10.101:5555

5. u-center2 からコマンドを送信する
「Data sources」のDataSourceConfアイコンをクリックすると「Device configuration」フォームが開きます。
「Categories」欄の「Advanced configuration」(または「Quick configuration」)をクリックします。
Command Send
「Configuration items」を選択し「Value」を設定してから「Set」ボタンをクリックすると「Configration changes」欄に追加表示されるので
「Send」ボタンをクリックしてコマンドを送信する。
   注)別コマンドをSetする前には「Clear all」をクリックして「Configration changes」欄の旧コマンドを削除しておくこと。

6. NMEA Monitor for Windows (NMEA.exe)で送受信データを確認する
コマンドモニタフォーム
先頭に [ が付いた行が u-center2 からの送信コマンド、その他はGPSからの受信データを示します。
B5 62 06 8A ... : UBX-CFG-VALSET
B5 62 06 8B ... : UBX-CFG-VALGET
B5 62 05 01 ... : UBX-ACK-ACK
B5 62 05 00 ... : UBX-ACK-NAK

6. TCP通信による遠隔モニタ
   NMEA Monitor for Windows (NMEA.exe)を利用してネットワーク内の離れた複数のPCでモニタ/制御を行えます。
   TCP
   NMEA monitorのオプション設定で「出力ポート」グループボックス内の「Cmd」チェックボックスを外すと端末側からのコマンドを阻止します(モニタ専用化)。

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